じゃがまる+sakapa師匠♪

さくら親児会

2009年04月14日 17:32



昨夜からの雨は恵みの雨のようでイモたちも順調に育っています♪


sakapa師匠の起業の徒然を読んで思い出す言葉というか,
人物が居ます。「江戸しぐさ」の越川 禮子(れいこ)女史です。
過去,何度となく,市民活動のイベントやセミナーなどの勉強会で
登場する人物なのですが,80歳を過ぎながら凛として敬意を抱く女性です。

彼女のインタビューとプロフィール
http://www.nttcom.co.jp/comzine/no053/wise/index.html

江戸しぐさとは、お客様や他の商人と良い関係を築き保つための人付き合いのノウハウのこと。
江戸の商人達が暮らしの安心と商売繁盛のために行った立ち振るまいのことだそうです。
そこには、お互いに気持ちの良い人間関係をつくって相互の利益を図ろうという高い思想と哲学が
盛り込まれていて江戸の繁栄を支えた町方の感性をうかがえます。公共のマナーを見に付け、
粋にカッコよく出来るように大人も子供も練習して見に付けていたそうです。

教育も優れ,寺子屋が発達し,
「三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理で末決まる」といって子供を教育したそうです。
三歳までに素直な心を、
6歳になるとその振る舞いに節度をもたせ、
9歳では人様の前でも恥ずかしくない言葉遣いを覚えさせ、
12歳ではきちんとした文章が書けるようにさせ、
15歳にもなると物の道理がわかるようにしなければならないというものであったそうです。

越川 禮子女史の著書として

『三・六・九の子育て力』
大人になって困らない人を作る


江戸しぐさの参考例として・・・・

○うかつあやまり…
たとえば相手に自分の足が踏まれたときに、「すみません、こちらがうかつでした」
と自分が謝ることで、その場の雰囲気をよく保つこと。


○逆らいしぐさ
やってもみないうちから「だって」「でも」「しかし」「そうはいっても」と,文句を並べ立てたり,
さからったりしてはならなかった。
年長者のいうことには,とにかく素直に従ってみる,自分が知らないことは知っている人の意見に
従うことが大事。年長者や経験者の助言はそれなりの配慮があってのことだから,多少,
無理があってもそれを実行することが,本人の成長につながるという考え。

反省と共に,参考にしたい生き方のように感じます♪

Byラボ爺


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